東村山・小平・東大和地域のアーティストが集まる場所
(更新)
北多摩、関東で活動する音楽グループ
東村山・小平・東大和で活躍する表現者にスポットを当てる本企画。
第9回は、クラシック、民謡、オペラなど幅広いジャンルを届ける音楽ユニット「こいねこ」をご紹介します。「クラシックは難しい」「オペラは敷居が高そう」そんな固定観念にとらわれず、子どもから高齢者まで、誰もが楽しめる音楽を届けたい。そんな想いで地域に音楽を届け続けているグループです。

こいねこが始まったのは、コロナ禍の時期でした。演奏の仕事が大きく減り、演奏者たちが活動の場を失っていた頃。「それでも音楽を届けたい」という思いから、少しずつ活動が始まりました。
結成当初からメンバーの入れ替わりを経ながら、現在は5名で活動。初期メンバーである荒井俊匡さん、森下柚香さんを中心に活動を続けています。特に転機となったのは、歌手であり企画も担当する荒井さんの存在でした。
荒井さんは当時、地域包括支援センターなどで「聞こえ」についての講師活動を行っていました。そのつながりをきっかけに、高齢者施設などで演奏を始めたことが、現在の活動へとつながっていきます。

墨田いきいきプラザでの音楽会
こいねこが大切にしているのは、「現場で楽しめる音楽」です。クラシックだから格式高く。オペラだから難しく。そうした固定観念にとらわれず、その場所にいる人が自然と楽しめる空気をつくることを何より大切にしています。
そのため、演奏ではクラシックだけに限定せず、民謡や親しみのある曲も交えながら構成。音楽を通して文化や歴史を紹介することもあります。また、外国語の楽曲については、原語で歌うことにこだわっています。その理由について荒井さんはこう話します。
「音楽は、原語のリズムに合わせて作られています。だからこそ、その音楽が本来持っている流れや響きを大事にしたいんです。ただ、そのままだと伝わりにくいので、必ず解説を入れるようにしています」
わからない音楽ではなく、知らなかった音楽を楽しめる場。
それが、こいねこの目指す演奏スタイルです。

演奏者と曲の解説
荒井さんが歌を始めた原点は、幼い頃にありました。きっかけは、父親に連れて行かれたカラオケ。普段は厳しく、なかなか感情を見せず、まともにコミュニケーションを取ることも少なかった父親が、荒井さんの歌を聞いて涙を流したそうです。
「自分が歌うことで、人の感情がこんなに動くんだと思いました」
自分の感情が動くだけではなく、誰かの心を動かす力が音楽にはある。その経験から、「もっと感情を歌や演技で伝えたい」と思うようになったといいます。
その後、台湾を中心に歌手活動を行い、イタリア留学も経験。留学中、イタリア人の先生から、
「あなたはバリトンかバスバリトンと言った方がいい」
と言われたことがきっかけで、現在はバスバリトンとして活動しています。
少し印象的な名前の「こいねこ」。その由来には、音楽への想いが込められています。音楽には「恋」をテーマにした曲が多いこと。そして、メンバーに猫好きが多かったこと。その2つが合わさり、「こいねこ」という名前になりました。
現在は、ピアノ、声楽、チェロなど、多彩なメンバーが集まり、ジャンルの垣根を越えた演奏を届けています。


地域だからこそ届けられる音楽がある
これまで、
など、地域に根ざした場所で演奏を続けてきました。

今後について伺うと、「高齢者施設や公民館など、もっと身近な場所で音楽を届けていきたい。そして、知らない音楽でも楽しめる場をつくっていきたい」と話してくれました。
クラシック、民謡、オペラ。本来なら少し遠く感じる音楽が、地域の中でふと身近になる。こいねこの活動は、そんな音楽との出会いを少しずつ増やしていきたいそうです。

※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。
東村山市野口町1-11-3
[ インド・ネパール料理 ]
気さくな店長が作るとーっても美味しいインド・ネパール料理!
東村山市栄町2-32-7
[ 天ぷら ]
四季折々の揚げたて天ぷらが楽しめる『てんぷら専門店 天よし』
小平市鈴木町2-156-3
[ 蕎麦(十割そば) ]
田舎風十割そばと手作り濃厚プリンの店
東村山市栄町2-2-7 TMビル6階
[ ダイニングバー ]
グランドピアノの演奏を聴きながら厳選されたお酒を楽しめる空間
東村山市栄町2-10-5 エルム久米川4階
[ ミックスバー、ニューハーフバー ]
楽しい会話とショータイムが楽しめる笑いに溢れたミックスバー!