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(更新)
症状・感染経路・家庭でできる予防と消毒方法を解説
冬から春にかけては、感染性胃腸炎が増える季節です。その原因の一つとしてよく知られているのが「ノロウイルス」です。ノロウイルスは非常に感染力が強く、少量のウイルスでも感染することがあります。家庭や保育園、学校、高齢者施設などで集団感染が起きることもあり、毎年冬になると注意が呼びかけられています。
厚生労働省や海外の保健機関(CDC・WHO)でも、ノロウイルス対策として
といった基本的な感染対策を徹底することが重要とされています。この記事では、ノロウイルスの症状、感染経路、家庭でできる予防方法、嘔吐物の処理方法などについて、公的機関の情報をもとにわかりやすくまとめました。

写真はイメー ジです
ノロウイルスは、感染性胃腸炎を引き起こすウイルスの一つです。
主な症状は
などです。米国疾病対策センター(CDC)によると、感染してから12~48時間ほどで発症し、多くの場合は1~3日程度で回復します。ただし、乳幼児や高齢者では脱水症状などに注意が必要とされています。
ノロウイルスは主に次の3つの経路で感染します。
感染した人の
などから感染します。家庭内や保育園、学校などで広がるケースが多く見られます。
ノロウイルスに汚染された食品を食べることで感染する場合があります。特に注意が必要とされているのが二枚貝(牡蠣など)です。厚生労働省では、中心部85~90℃で90秒以上の加熱が推奨されています。
ノロウイルスは、ドアノブやトイレ、床などに付着して感染することがあります。汚染された場所に触れた手から口へ入ることで感染するケースもあります。
厚生労働省やCDCでは、石けんと流水による手洗いが最も重要な予防策とされています。特に次のタイミングで手洗いを行うことが重要です。
ポイントは
までしっかり洗うことです。
※アルコール消毒はノロウイルスには十分効きにくい場合があります。
ノロウイルス対策では、食品の加熱が重要です。
厚生労働省では中心温度85~90℃で90秒以上の加熱が望ましいとされています。
下痢や嘔吐の症状がある人は、食品を直接扱う調理を控えることが重要です。CDCでは症状がなくなってから48時間は調理を避けることが推奨されています。
家庭内感染を防ぐため
なども大切です。
ノロウイルスが疑われる嘔吐があった場合、適切な処理が重要です。嘔吐物には大量のウイルスが含まれている可能性があります。
ノロウイルス対策には塩素系消毒剤(次亜塩素酸ナトリウム)が有効とされています。家庭では塩素系漂白剤を薄めて使用する方法があります。
※製品の説明書に従って使用してください。
ノロウイルス感染では
は脱水症状などに注意が必要です。水分が取れない場合や症状が重い場合は医療機関へ相談しましょう。
ノロウイルスは感染力が非常に強いウイルスですが、基本的な対策で感染を防ぐことができます。重要なポイントは次の4つです。
これらは厚生労働省や海外の保健機関でも共通して推奨されている対策です。冬から春にかけて感染性胃腸炎が増える時期には、日頃から予防を心がけましょう。
CDCアメリカ疾病予防管理センター(Centers for Disease Control and Prevention)
WHO世界保健機関(World Health Organization)
■ 厚生労働省
ノロウイルスに関するQ&A
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/syokuchu/kanren/yobou/040204-1.html
■ 厚生労働省
ノロウイルスによる食中毒の予防について
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431.html
■ 国立感染症研究所
ノロウイルス
https://id-info.jihs.go.jp/infectious-diseases/norovirus-infection/detail/index.html
■ CDC(アメリカ疾病対策センター)
Norovirus
https://www.cdc.gov/norovirus/
■ WHO(世界保健機関)
Foodborne diseases(食中毒関連情報)
https://www.who.int/health-topics/foodborne-diseases
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。