こころの相談・居場所ガイド
(更新)
カモミールぷらす
小平市で活動を続けるカモミールぷらす。その歩みは、「移動式子ども食堂」から始まりました。理事長の田中貴子さんに、お話を伺いました。

2021年5月19日にスタートした子ども食堂。そして、2026年1月27日から本格的に居場所としての活動も広がりました。
「食事を届けるだけでなく、子どもたちが安心して過ごせる場所をつくりたかったんです」
そう語る田中さん。車で地域を回る移動式の取り組みは、来ることが難しい子どもたちにも手を伸ばすための工夫でした。食事は入り口。本当に目指していたのは、安心して集まれる場でした。
田中さんは小平在住。活動を共にするのは、学校の後輩や幼稚園からの同級生など、地元の仲間たち。「みんな仲がいいんです」その言葉通り、現場の空気はあたたかい。
厨房で動く林さん、佐藤さん。子どもたちを見守るスタッフたち。ここまで来るまでには、多くの支援と協力があったといいます。
「本当に、感謝しています」
その一言に、活動の重みがにじみました。

林さん、佐藤さん厨房にて

勉強中の子供たち
利用する子どもたちはさまざま。元気いっぱいの子もいれば、少し緊張している子もいる。だからこそ大切にしているのが、
・距離感
・共感
・安心感
必要以上に踏み込まず、でも一人にしない。その絶妙なバランスが、この場所の空気をつくっています。
「ここだけでなく、小平の西側にも広げられたら」
田中さんはそう話します。一つの拠点ができたことで、次に見えてきた景色がある。地域の中に、
当たり前にある居場所が増えていく未来。その一歩は、すでに始まっています。
移動式という形から始まった活動は、やがて地域に根を張る居場所へと広がっていました。食事を通じて出会い、支え合う関係が生まれる。カモミールぷらすは、小平の中で静かに広がる安心の拠点でした。
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。

Vol.6 「移動式子ども食堂から、生まれた居場所」
カモミールぷらす

Vol.5 二分脊椎症の子をもつ家族をつなぐコミュニティ/Spina Ka Pilina(スピナ・カ・ピリナ)
誰にも言えない気持ちを、ひとりにしない場所

Vol.4 「助けられた経験が、誰かを助ける力になる」
えんぎ塾が育てたい社会