まちのね合同会社 台湾ビジネス事業部
まちのね合同会社 台湾ビジネス事業部でございます。CafeRes Japan 2026 台湾館で出会った台湾企業をご紹介する本シリーズ第9回は、「台湾の味」を完成品として輸入するのではなく、日本側の商品づくりの「素材」として捉える視点を、邑米國際顧問有限公司(Yi Mi International Consulting Co., Ltd.)を通じてご紹介いたします。
会場のブースでは、黒糖ミルクティーや烏龍ミルクティーといった、もともとは「飲み物」として馴染みのあるフレーバーが、製パン・製菓向けのフィリング(中身のクリームやペースト)として展示されておりました。台湾ドリンクの味わいを、そのまま飲料としてではなく、パンや菓子の「中身」や「素材」として提案していた点に、台湾との食品ビジネスの一つの形が表れているように感じております。
台湾産食品の海外展開を支援する、邑米國際顧問有限公司という企業
邑米國際顧問有限公司は、2021年に設立された台湾の企業でございます。台湾の会社登記情報によりますと、2021年3月5日に「邑米國際餐飲有限公司」として設立され、2025年に現在の「邑米國際顧問有限公司」へと社名変更が行われております。登記上は、茶葉卸売、農産品、飲料、食品、食品添加物、国際貿易など、食品関連と海外取引にまたがる事業項目が記載されております。
CafeRes Japan 2026 台湾館の公式紹介では、邑米國際顧問有限公司は、台湾を拠点に食品ブランドの海外展開や市場開拓を支援する国際貿易・マーケティング企業として位置付けられております。台湾産食品の輸出入やブランドプロモーションを通じて世界市場への販路拡大をサポートする企業として紹介されており、自らがすべての製品を製造するメーカーというよりも、台湾食品の海外展開を後押しする存在として描かれております。
黒糖ミルクティーから抹茶・チーズまで──11種類の製パン・製菓向けフィリング
邑米國際顧問有限公司のブースでは、「台湾産の厳選素材を使用した製パン・製菓向けフィリング」として、11種類の商品が紹介されておりました。具体例として、黒糖ミルクティー、烏龍ミルクティー、宇治抹茶栗あん、チーズフィリング、マンゴーフィリングなどが挙げられております。
いずれも、製パン・製菓向けのフィリングとして紹介されており、台湾を連想させる黒糖ミルクティーや烏龍ミルクティー、マンゴーといったフレーバーから、宇治抹茶栗あんやチーズフィリングのように日本でも馴染みのある味わいまで、幅のあるラインアップで構成されておりました。
本ニュースでは、これらのフィリングを邑米自身が製造しているとは断定いたしません。CafeRes Japan 2026 台湾館という場において、邑米國際顧問有限公司が、このような製パン・製菓向けフィリング群を紹介していたという事実と、そのラインアップが示すフレーバーの広がりに焦点を当ててご紹介いたします。
「台湾の商品を輸入する」だけではない、味と素材を共有する発想
台湾との食品ビジネスと聞きますと、「台湾スイーツをそのまま輸入する」「台湾ブランドのドリンクを日本で再現する」といった、完成品の導入を思い浮かべる方が多いかと存じます。一方で、邑米國際顧問有限公司のブースで提案されていたのは、台湾の味わいや素材を、「製パン・製菓向けフィリング」という形で日本側の商品設計に組み込むための選択肢でございました。
黒糖ミルクティーや烏龍ミルクティーを例に取りますと、台湾発のドリンクとして広く知られるフレーバーが、パンや菓子の「中に入る」形で提案されていたことになります。これは、「台湾ドリンクをそのまま再現する」という発想にとどまらず、台湾を連想させるフレーバーを、日本で親しまれているパンや焼き菓子の中へ一層として重ねていくという考え方にも通じるものと受け止めております。
まちのね合同会社 台湾ビジネス事業部としては、こうした提案に触れることで、「台湾との食品ビジネスは、完成品の輸入に限られない。台湾の味・素材・フレーバーを、日本側の商品づくりの素材として活用するという形もあり得る」という視点を、改めて意識する機会となりました。
なお、「日本の商品づくりに取り入れられる」という点は、あくまで一般論としての可能性であり、邑米國際顧問有限公司が実際に日本企業へそのような提案や供給を行っていると断定するものではございません。本記事では、展示内容を手がかりとしつつ、台湾との連携のあり方について、日本企業の皆さまとともに考えていくための視点を共有することを目的としております。
OEM・オリジナルフレーバー開発が示す、商品設計の余地
CafeRes Japan 2026 台湾館の紹介情報によりますと、邑米國際顧問有限公司が紹介していた製パン・製菓向けフィリングは、OEM対応やオリジナルフレーバー開発にも対応している旨が明記されております。具体的なレシピや契約条件、採用事例などについては公開情報の範囲を超えるため、本ニュースでは触れませんが、少なくとも「既存商品だけでなく、新たなフレーバー開発にも応じ得る」という方向性が示されていることは確認できます。
一般論として申し上げますと、OEMやオリジナルフレーバー開発に対応するパートナーが存在する場合、自社ブランドの商品づくりにおいて、どのような味わいをどのような形でお客様に届けるかについて、より柔軟な設計が可能となります。例えば、既存の看板商品に台湾を連想させる黒糖ミルクティー風味を重ねたバリエーションを検討するなど、「台湾の味を完成品として輸入するのではなく、日本側の商品づくりの素材として考える」発想を具体化する一助となり得ます。
繰り返しになりますが、これらはあくまで一般的な活用イメージであり、邑米國際顧問有限公司による具体的な提案や実績を指すものではございません。本記事では、OEM・オリジナルフレーバー開発というキーワードが、「台湾の味を商品づくりの素材として捉える」際の一つの手掛かりになり得ることをお伝えいたします。
台湾食品と海外市場をつなぐ存在としての受け止め方
会社登記情報と展示会での紹介文を合わせて拝見いたしますと、邑米國際顧問有限公司は、茶葉や農産品、飲料、食品などの領域で国際貿易やマーケティングを行い、台湾産食品の輸出入やブランドプロモーションを通じて海外展開・市場開拓を支援する企業として紹介されております。
まちのね合同会社 台湾ビジネス事業部としては、こうした一次情報に基づき、邑米國際顧問有限公司を、台湾産食品と海外市場のあいだをつなぐ「橋渡し役」の一つとして受け止めております。すなわち、台湾で生まれた食品やフレーバーを、どのような形で海外の市場に紹介していくか、その過程を支える存在として位置付けられるのではないか、という見方でございます。
本ニュースでは、特定の商品や取引を直接おすすめすることを目的としておりません。邑米國際顧問有限公司という一社を通じて、「台湾には、食品ブランドの海外展開や市場開拓を支援し、台湾の味を海外の商品づくりに活かす可能性をともに考える企業が存在している」という事実と、そのような企業との連携が日本企業にとって一つの選択肢となり得ることをお伝えしたいと考えております。
日本のベーカリー・製菓・食品事業者が考え得る可能性
日本のベーカリー、製菓事業者、食品メーカーの皆さまが台湾とのビジネスを検討される際、「台湾スイーツをそのまま輸入する」「台湾フェアで現地の定番商品を並べる」といった形が、まず思い浮かぶかもしれません。一方で、邑米國際顧問有限公司のブースで見られたように、台湾を連想させる黒糖ミルクティーや烏龍ミルクティーなどのフレーバーを、製パン・製菓向けフィリングとして商品設計に取り入れる方向性も、一般論として考えられます。
例えば、既存の人気パンに黒糖ミルクティー風味のクリームを重ねた派生商品を検討することは、「台湾の味を完成品として輸入するだけでなく、日本側の商品づくりの素材として考える」視点の一例となり得ます。このように考えてまいりますと、台湾との食品ビジネスには、完成品輸入とは異なる、味と素材を共有する形の連携もあり得ることに気付かされます。
これらはあくまで一般的なアイデアであり、邑米國際顧問有限公司による具体的な提案や実績を指すものではございません。しかし、CafeRes Japan 2026 台湾館で展示されていた製パン・製菓向けフィリング群を拝見する中で、完成品の輸入だけではない商品づくりの選択肢もあるということを、あらためて感じる機会となりました。
「台湾の魅力が、ここに集まる。」ご相談の入り口として
まちのね合同会社 台湾ビジネス事業部は、「台湾の魅力が、ここに集まる。」をコンセプトに、台湾企業・台湾ブランド・台湾商品の背景と魅力を、日本企業の皆さまへ丁寧にお届けしてまいります。本シリーズを通じて、一杯の飲み物を生み出す生産者やブランド、器や包装を支える企業、ティーサプライヤー、そして今回の邑米國際顧問有限公司のように、台湾食品と海外市場をつなぐ企業など、さまざまな立場から台湾ビジネスの姿をお伝えしてまいりました。
台湾との食品ビジネスに関心をお持ちでも、「完成品の輸入以外に、どのような形があり得るのか」「台湾企業とどこから対話を始めればよいのか」「OEMやオリジナルフレーバー開発を含めて、どのように相談すべきか」と迷われる場面も多いかと存じます。当事業部では、台湾企業との商談や販路開拓、展示会・商談会への参加支援、通訳・翻訳を含むコミュニケーション支援など、台湾とのビジネスに関するご相談を承っております。
お問い合わせは、当社Webサイトのお問い合わせフォームにて受け付けております。受付時間やご返信の目安につきましても、Webサイト上にてご案内申し上げておりますので、詳細はそちらをご参照くださいませ。
台湾の味や素材、ブランドや企業の考え方を、完成品として輸入するだけでなく、日本の商品づくりの素材としてどのように活かしていくか。その過程で、日本企業の皆さまと台湾側の企業とのあいだに、落ち着いた対話の場をひらき、丁寧に橋渡しをしていくことが、まちのね合同会社 台湾ビジネス事業部の役割であると考えております。台湾との新たな可能性をお考えの際には、「台湾のことなら、まず相談してみよう」と思い出していただけましたら幸いでございます。
| 名称 | まちのね合同会社 台湾ビジネス事業部 |
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| フリガナ | マチノネゴウドウガイシャ タイワンビジネスジギョウブ |
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