まちのね合同会社 台湾ビジネス事業部
本場台湾の烏龍茶を厳選出品
まちのね合同会社 台湾ビジネス事業部でございます。CafeRes Japan 2026 台湾館の企業紹介シリーズとして、本日は台湾・宜蘭の茶生産者、永大茶業をご紹介いたします。本記事では、商品の販売や仕入れのご案内ではなく、台湾茶の背景にある人・土地・文化に焦点を当ててまいります。
宜蘭の土地と、茶葉世家に育った製茶師
永大茶業は、台湾北東部・宜蘭県を拠点とする茶生産者でございます。海と山に囲まれ、雨や霧に恵まれた宜蘭は、古くから茶づくりと縁の深い地域として知られております。
永大茶業の公式サイトによりますと、製茶師・張峻和氏は、茶葉世家に育ち、製茶年資(経験年数)は40年と紹介されております。また、台湾農業部の公開情報では、「張峻和(永大茶業)」が宜蘭県の茶・自産農産加工品の有機農産物生産者として掲載されております。
このように、永大茶業は、宜蘭という土地と、茶づくりの歴史を背負う製茶師の存在を土台として歩みを重ねてきた企業であることがうかがえます。
40年と35年──受け継がれてきた製茶経験
永大茶業には、もう一人、長年にわたり製茶に携わってきた人物として、張家獻氏が公式に紹介されております。筆名は「茶古張(Teague)」、製茶師としての製茶年資は35年とされております。
40年と35年という数字からは、宜蘭の地で長年にわたり製茶に向き合い、技術を積み重ねてきた時間が見えてまいります。永大茶業は、公式情報の中で、時代や市場が変化する中でも、伝統を土台として技術を磨き、手仕事の精神を残しながら、より精密な製程管理を取り入れていると述べております。
長年培われた製茶経験と現在の製程管理の考え方を組み合わせながら、伝統を土台に茶づくりを続けている姿勢がうかがえます。
「茶湯の内涵」を重視する、永大茶業の視点
永大茶業は、茶の評価において、表面的な香りだけではなく、「茶湯の内涵」を重視する姿勢を公式サイト上で示しております。「内涵」という言葉は、中国語では「内側に含まれる内容・内面にあるもの」といった意味を持つ表現でございます。
このことから、永大茶業は、茶湯そのものが持つ内容や奥行きを大切にする考え方を掲げていると受け取ることができます。華やかな香りだけを追いかけるのではなく、一杯の茶が持つ全体としてのまとまりや深さを見つめる視点を持っていることが、公式情報から読み取れます。
台湾茶づくりには、発酵や焙煎など複数の要素が関わりますが、本記事では、永大茶業自身が示している「茶湯の内涵を重視する」という言葉に焦点を当て、その姿勢をご紹介いたします。
茶を「生活文化の媒体」として捉える
永大茶業のもう一つの大きな特徴は、茶を単なる商品ではなく、「生活文化の媒体」として捉えている点でございます。公式サイトでは、茶を品茗(お茶を味わうこと)、教育、文化交流などを通じて、日常生活や人々の感覚の中へ戻していく存在として位置付けております。
この考え方を具体的に示す取り組みの一つとして、張家獻氏が宜蘭県内の小学校・中学校で、茶の淹れ方を指導する講師として活動していることが紹介されております。学校教育の場で茶の淹れ方や向き合い方を伝えることは、次の世代へ茶文化を受け継いでいく活動でもございます。
茶畑や製茶の現場だけではなく、学校教育の場でも茶の淹れ方を伝えていることは、「茶を生活文化の媒体とする」という永大茶業の考え方を具体的に示す取り組みの一つと言えるでしょう。
おわりに──産地だけでなく、人と文化まで見つめる
本記事では、永大茶業について、宜蘭という土地、長年製茶に携わってきた張峻和氏・張家獻氏の存在、「茶湯の内涵」を重視する視点、そして茶を「生活文化の媒体」と捉え、学校教育などを通じて茶文化を伝える取り組みをご紹介いたしました。
なお、永大茶業の商品には日本国内の総代理店がございます。本記事では商品の販売・仲介を目的とせず、CafeRes Japan 2026 台湾館で出会った台湾の茶生産者として、そのものづくりと茶文化への取り組みをお伝えいたしました。
台湾茶の背景には、商品名や産地名だけでは見えてこない、人の時間や技術、地域に根付いた文化がございます。まちのね合同会社 台湾ビジネス事業部は、台湾企業や台湾商品のビジネス的な側面とともに、その背後にある人・土地・文化にも目を向けながら、日本の皆さまへ丁寧にお届けしてまいりたいと考えております。
台湾茶に触れる際に、その一杯の向こう側で茶づくりや文化の継承に取り組んでいる人びとの姿にも、少し思いを寄せていただけましたら幸いでございます。
| 名称 | まちのね合同会社 台湾ビジネス事業部 |
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