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茶葉から「ブランド価値」へ──台湾・GRIINDAYに見る、グローバルティーサプライの役割

まちのね合同会社 台湾ビジネス事業部

台湾から世界へ。こだわりのお茶をお届け。「茶葉から「ブランド価値」へ──台湾・GRIINDAYに見る、グローバルティーサプライの役割」

台湾から世界へ。こだわりのお茶をお届け。

まちのね合同会社 台湾ビジネス事業部でございます。CafeRes Japan 2026 台湾館で出会った台湾企業をご紹介する本シリーズも、第6回となりました。

これまでのニュースでは、台湾コーヒー生産者として日本市場との長期的な関係づくりを見据える「竹梅源(True Mei Yuan)」、植物由来PLA容器を通じて一杯の飲み物を支える「器」の選び直しを提案する「鍵發生技(CF Bio-Tech)」、奇萊山という土地と向き合いながら茶を育てる茶半解農場、発酵度・焙煎度・カテゴリーの違いから台湾茶の多様性を示す「漫山(MANSANH)」、台湾紅茶を商品として形にして届ける Mr.Gift(先生有茶)などをご紹介してまいりました。

第6回となる本日は、台湾茶ブランドや茶農場そのものではなく、ブランドの商品づくりを、原料調達・品質管理・製造供給・輸出といった複数の領域から支える台湾発のティーサプライヤー、GRIINDAY(饗柏茶業有限公司)をご紹介いたします。本記事は、特定の商品や取引を直接おすすめするものではございません。展示会での対話と、GRIINDAY/饗柏茶業有限公司自身が公開している情報をもとに、日本の企業の皆さまが「台湾とのお茶ビジネス」をお考えになる際の一つの視点をお届けすることを目的としております。


GRIINDAYと饗柏茶業有限公司──企業としての位置付け

GRIINDAYは、饗柏茶業有限公司が展開するティーサプライ事業のブランドとして紹介されております。

公式情報によりますと、GRIINDAYは、とりわけ企業向けのティーソリューションを提供することを主な役割として掲げております。一般消費者向けの商品展開の有無については一次情報の範囲を超えて断定いたしませんが、自己紹介として掲げる「GLOBAL TEA SUPPLY FOR PREMIUM BRANDS」「From Leaf to Brand Value」という言葉からは、お茶を用いるブランドや事業者のために、茶原料やティーバッグ製品などを供給し、その商品づくりや市場展開を支える立場を志向していることがうかがえます。


GRIINDAYが掲げるキーワードと事業領域

GRIINDAY/饗柏茶業有限公司の公開情報では、自社の特徴として次のような要素が示されております。

GRIINDAYが公式に掲げる主なメッセージ
・GLOBAL TEA SUPPLY FOR PREMIUM BRANDS
・From Leaf to Brand Value

特徴として挙げられている要素
・GLOBAL SOURCING(グローバル調達)
・CERTIFIED QUALITY(認証に基づく品質管理)
・EXPORT EXPERTISE(輸出に関する専門性)

OUR SOLUTIONS として示される領域
・PRODUCT DEVELOPMENT(商品開発)
・MANUFACTURING & SUPPLY(製造・供給)
・EXPORT & DISTRIBUTION(輸出・物流)

補足的なキーワード
・SINGLE ORIGIN & BLEND
・QUALITY CONTROL
・FLEXIBLE PARTNERSHIP
・GLOBAL SUPPORT

これらはいずれも、GRIINDAY自身が一次情報として公表している言葉でございます。まちのね合同会社 台湾ビジネス事業部としては、これらのキーワードをそのままご紹介したうえで、茶業界や国際取引の一般的な構造と照らし合わせながら、GRIINDAYの立ち位置を丁寧に整理してお伝えしたいと考えております。


台湾茶ブランドではなく、「ティーサプライヤー」としての立場

GRIINDAYは、台湾茶のブランド名でも、特定産地の茶農場名でもございません。一次情報を拝見いたしますと、烏龍茶、紅茶、緑茶、ハーブティー、フレーバーティー、ティーバッグ商品など、複数の茶種・形態を取り扱っていることが示されております。

「GLOBAL TEA SUPPLY」という言葉のとおり、GRIINDAYは台湾茶を含む茶原料のグローバルな調達を掲げておりますが、どの地域の茶葉やハーブをどこまで扱っているかについては、一次情報で確認できる範囲を超えて一般化しないことが適切であると考えております。

GRIINDAYは、「SINGLE ORIGIN & BLEND」という表現を用いることで、産地単一の茶葉(シングルオリジン)だけでなく、複数の産地・品種・茶種を組み合わせたブレンドティーにも対応する姿勢を示しております。一般論として、BtoB向けティーサプライヤーにとって、シングルオリジンとブレンドの両方を視野に入れることは、ブランドの世界観や販売チャネルに合わせた商品設計を行ううえで重要な要素でございます。GRIINDAYも、自らの特徴としてこの点を明示している企業の一つと位置付けられます。


品質管理と製造・供給、輸出に関する専門性

GRIINDAY/饗柏茶業有限公司の公式情報には、食品安全や品質管理に関する認証についての記述がございます。具体的にどの認証を、どの主体(自社の加工施設、もしくはパートナー工場など)が取得しているかにつきましては、記事上では一次情報の表記そのままを用いることが適切であり、「すべての製品が同じ認証を持っている」といった一般化は控えたいと存じます。

一般論として、BtoB向けのティーサプライヤーにおいては、原料や製造工程、最終製品など、それぞれの段階における品質管理が、ブランドの商品づくりを支える重要な基盤となります。GRIINDAYは、「CERTIFIED QUALITY」「QUALITY CONTROL」といった言葉を、自社の特徴を示す要素として掲げております。

また、「MANUFACTURING & SUPPLY(製造・供給)」という表現についても、GRIINDAYが製造・供給の領域を事業範囲として掲げていることは一次情報から確認できますが、ティーバッグ加工や包装など具体的にどこまでの工程を担っているかについては、公開情報で確認できる範囲を超えて断定しないことが適切でございます。

さらに、「EXPORT EXPERTISE」「EXPORT & DISTRIBUTION」という言葉が示すとおり、GRIINDAYは輸出や物流についても、自社の特徴として挙げております。海外からお茶を調達する際には、輸出入に必要な書類の整備や表示要件、関税や検査への対応など、見えにくい手続きが数多くございます。GRIINDAYのように、輸出・物流に関する専門性を掲げる企業が存在することは、原料調達や製造だけでなく、こうした条件を踏まえた商品づくりを検討するうえでの手がかりとなり得ると感じております。

ここで重要なのは、GRIINDAYが原料調達・品質管理・製造供給・輸出の各領域をまたぎながら、必要な機能を組み合わせて提供するティーサプライヤーとしての役割を掲げている、という点でございます。


「From Leaf to Brand Value」という視点

GRIINDAYが掲げる「From Leaf to Brand Value」というメッセージは、直訳すれば「茶葉からブランド価値へ」といった意味合いでございます。この言葉自体は、GRIINDAY自身が用いている事実でございますが、まちのね合同会社 台湾ビジネス事業部としては、次のような一般的な構図を読み取っております。

Leaf(茶葉)は、産地や品種、茶種ごとの個性を持つ原料の段階を指します。一方で Brand Value(ブランド価値)は、パッケージデザインや価格帯、販売チャネル、世界観、そして最終的にお客様が感じる体験までを含む、ブランドとしての価値でございます。

お茶を用いた商品づくりでは、良い茶葉を見つけることだけでなく、どのような風味や価格帯を目指すのか、どのような飲用シーンを想定するのか、どのような市場で販売するのか、どのような品質基準や認証を満たす必要があるのかといった要素が大きく関わってまいります。

GRIINDAYが「From Leaf to Brand Value」と掲げていることは、茶葉という原料の段階から、品質管理・製造供給・輸出条件といった要素まで視野に入れ、ブランドが形づくろうとしている価値に寄り添う立場を志向している、という姿勢の表明と受け止めることができるのではないでしょうか。


シリーズ全体の流れの中で見える、GRIINDAYの役割

本シリーズでは、茶半解農場のように土地と栽培、「育てる」視点から台湾高山茶を見る企業や、漫山のように発酵度・焙煎度・カテゴリーの違いから台湾茶の多様性を示すブランド、Mr.Gift(先生有茶)のように台湾紅茶をティーバッグや粉末、ギフトセットなど「商品として形にして届ける」企業をご紹介してまいりました。

GRIINDAYは、こうした企業とは異なる位置から、台湾とお茶ビジネスの関わり方を見せてくれる存在であると感じております。Mr.Giftが、日月潭・魚池エリアの台湾紅茶を背景に、特定の紅茶を具体的な商品としてデザインする役割を担う一方で、GRIINDAYは、原料調達・品質管理・製造供給・輸出・物流といった領域を横断しながら、ブランドの世界観や展開国に合わせたティーサプライを提供するBtoBティーパートナーとしての役割を掲げております。

本記事では、GRIINDAYという一社を通じて、「台湾には、台湾茶ブランドや茶農場だけでなく、お茶を扱うブランドの商品づくりや市場展開を支えるティーサプライヤーが存在している」という事実をお伝えしたいと考えております。


日本企業にとっての意味──「仕入れ」から「ティーサプライ」の発想へ

ここからは、茶業界や国際取引に関する一般論と、まちのね合同会社 台湾ビジネス事業部としての考察を交えながら、日本の企業の皆さまにとって本記事がどのような意味を持ち得るのかを整理してまいります。

台湾からお茶を調達する、とお聞きになりますと、「台湾茶の生産者やブランドから茶葉を仕入れる」というイメージがまず思い浮かぶかもしれません。しかし実際には、どの産地・どの茶種を選ぶか、シングルオリジンにするのかブレンドにするのか、リーフ・ティーバッグ・粉末などどの形態で商品化するのか、どの市場で販売するのか、どの水準の品質基準や認証が求められるのか、といった複数の要素を同時に考える必要がございます。

GRIINDAYのようなティーサプライヤーを知っていただくことで、日本企業の皆さまは、単なる「原料の仕入れ」だけではない考え方に触れていただけるのではないかと存じます。すなわち、「自社ブランドとしてどのような一杯をお客様に届けたいのか」という発想から出発し、そのうえで、原料の選定やブレンド、形態、品質基準、輸出条件などをどのように設計するかを、ティーサプライヤーとともに検討するという発想でございます。

とくに海外展開を視野に入れる場合、輸出先ごとの表示義務や認証要件、輸入時の検査など、商品設計の段階から考慮すべき条件が増えてまいります。輸出や物流に関する専門性を掲げるパートナーが存在することは、こうした「見えにくい条件」も含めてティーサプライチェーンを設計するうえでの一つの選択肢となります。

台湾は、日本から見ると台湾茶の産地としてのイメージが強うございますが、実際には、茶葉の生産者や台湾茶ブランドに加え、商品開発・供給・輸出を支える企業も存在しております。GRIINDAYのような企業を知ることで、「台湾とのお茶ビジネス」に向き合う際の選択肢や発想が、少し広がるのではないかと考えております。


「台湾の魅力が、ここに集まる。」ご相談の入り口として

まちのね合同会社 台湾ビジネス事業部は、「台湾の魅力が、ここに集まる。」をコンセプトに、台湾企業・台湾ブランド・台湾商品の背景と魅力を、日本企業の皆さまへ丁寧にお届けしてまいります。

CafeRes Japan 2026 台湾館で出会った企業を通じて、一杯のコーヒーを生み出す生産者(竹梅源)、その一杯を受け止める器を環境配慮の観点からつくる包装メーカー(鍵發生技)、高山の土地と向き合う茶農場(茶半解農場)、発酵・焙煎・カテゴリーの違いから台湾茶の多様性を示すブランド(漫山)、台湾紅茶を商品として形にして届ける企業(Mr.Gift)、そしてブランドの商品づくりや市場展開を支えるティーサプライヤー(GRIINDAY)といった、多様な役割を持つ台湾企業の姿をお伝えしてまいりました。

台湾とのビジネスに関心をお持ちでも、「どの企業に、どの段階の相談をすべきか分からない」「産地やブランド選びに加え、品質認証や輸出条件まで含めて考える必要があり、不安がある」「通訳・翻訳を含め、台湾企業との対話をどのように始めればよいか迷っている」とお感じになる場面も多いかと存じます。

当事業部では、台湾企業との商談や販路開拓、展示会・商談会への参加支援、通訳・翻訳を含むコミュニケーション支援など、台湾とのビジネスに関するご相談を承っております。お問い合わせは、当社Webサイトのお問い合わせフォームにて受け付けております。受付時間やご返信の目安につきましても、Webサイト上にてご案内申し上げておりますので、詳細はそちらをご参照くださいませ。

台湾茶に限らず、台湾企業・台湾ブランド・台湾商品の姿勢や背景を丁寧にお伝えしながら、日本企業の皆さまと台湾側とのあいだに、落ち着いた対話の場をひらくこと。それが、まちのね合同会社 台湾ビジネス事業部の役割であると考えております。

台湾との新たな可能性をお考えの際は、「台湾のことなら、まず相談してみよう」と思い出していただけましたら幸いでございます。


基本情報

名称まちのね合同会社 台湾ビジネス事業部
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