まちのね合同会社 台湾ビジネス事業部
台湾ならではの香りと味わいを心ゆくまで
まちのね合同会社 台湾ビジネス事業部でございます。CafeRes Japan 2026 台湾館で出会った台湾企業をご紹介する本シリーズも、第5回となりました。これまで、台湾コーヒーの「竹梅源(True Mei Yuan)」、環境配慮型包装の「鍵發生技(CF Bio-Tech)」、奇萊山の「茶半解農場」、台湾茶ブランド「漫山(MANSANH)」をご紹介してまいりました。
第5回となる本日は、視点を「茶そのもの」から一歩先へ進め、台湾茶がどのように商品として形になり、人の手へ届いていくのかを、Mr.Gift(先生有茶)の取り組みから見てまいります。本記事は、特定の商品や取引を直接おすすめするものではございません。展示会での対話とMr.Gift自身の公開情報をもとに、日本の企業の皆さまが台湾茶ビジネスを考える際の一つの手がかりをお届けすることを目的としております。
台湾紅茶を「商品」にする企業──Mr.Gift(先生有茶)という存在
Mr.Gift(先生有茶)は、「泰好國際行銷有限公司」が展開する台湾茶関連のブランドとして紹介されております。台湾紅茶、とくに日月潭・魚池エリアの紅茶を軸に、台湾紅茶の魅力を伝える商品展開を行っております。
同社の資料によりますと、日月潭・魚池一帯の台湾紅茶を背景に、複数の商品を展開しております。CafeRes Japan 2026 台湾館においても、台湾紅茶のラインナップとして、次のような名称の商品が紹介されておりました。
・極品紅玉
・紅韻
・アッサム
・紫芽山茶
いずれも台湾紅茶のラインナップとして紹介されており、名称やパッケージを通じて、それぞれの紅茶の個性を伝えようとしていることがうかがえます。具体的な産地の細部や製法の詳細については公開情報に含まれていない部分もございますので、本記事では、台湾紅茶の商品ラインとして上記の名称が用いられているという事実にとどめてご紹介いたします。
茶農家・製茶師・デザイナー・包装工場との連携──茶葉から商品へ
Mr.Gift(先生有茶)の特徴の一つは、台湾紅茶を「茶葉」として扱うだけではなく、その先の「商品としてのかたち」まで視野に入れていると、公表している点でございます。
同社の資料には、茶葉の生産・製茶から、茶葉の選定、ギフト包装までを見据え、茶農家、製茶師、デザイナー、包装工場等との連携によって商品をつくっている旨が記載されております。すなわち、日月潭・魚池エリアを含む台湾紅茶を背景に、茶農家や製茶師と連携しながら茶葉を選定し、それをティーバッグや粉末茶などの形に加工し、さらにパッケージデザインやギフトボックスのかたちに落とし込んでいく。その一連の流れを、デザイナーや包装工場とともに組み立てていることが示されております。
商品形態としては、リーフ(茶葉)だけではなく、ティーバッグ、粉末茶、ギフトセット(箱入りなど)、企業向けカスタマイズ商品など、複数のかたちが挙げられております。台湾紅茶を、飲み方や用途に応じてさまざまな「商品」の姿に仕立てていることが分かります。
企業向けの「客製化(カスタマイズ)」についても、茶葉の選定やパッケージデザインなどを、企業ごとの要望に応じて提案することができる旨が記載されております。OEMの細かな範囲や契約形態など、より具体的なスキームについては公開情報に含まれておりませんが、少なくとも、台湾紅茶を軸に「企業ごとの用途に合わせた商品づくり」を視野に入れていることは、同社自身が明確に述べている点でございます。
台湾茶には、「届ける仕事」もあるという視点
良い茶葉があれば、そのまま商品になるわけではございません。製茶された茶葉を選び、ティーバッグや粉末茶など用途に合わせた形にし、パッケージを整え、ギフトや業務用、小売商品として届けていく。そこには、茶を育てる仕事とはまた異なる専門性がございます。
Mr.Gift(先生有茶)の資料は、この一連の流れの中で、茶農家・製茶師と連携しながら茶葉を選定し、ティーバッグや粉末茶を含む複数の形態に加工し、パッケージやギフトセットとしてのかたちを整え、企業向けのカスタマイズも視野に入れながら市場に届けていくという役割を担っていることを示しております。台湾茶ビジネス全体の中で見たとき、Mr.Giftは、「茶葉」と「最終的な商品」のあいだをつなぐ役割を担う企業の一例であると考えております。
茶半解農場では「育てる」ことを、漫山では台湾茶の「多様性」を見てまいりました。Mr.Gift(先生有茶)が見せてくれるのは、その先にある「商品として形にして届ける」という仕事でございます。台湾茶の魅力が日本の消費者へ届くまでには、生産者だけでなく、こうした異なる専門性を持つ企業が関わっていることを感じていただけましたら幸いでございます。
日本の企業の皆さまへ──「良い茶葉を見つけたあと」を考えるために
日本の茶専門店、小売店、飲食店、ホテル、ギフト関連事業者、あるいは企業向けノベルティやPB商品をご検討の皆さまにとって、台湾茶との関わり方を考える際、まず思い浮かぶのは「どの産地の、どの茶葉を選ぶか」という問いかと存じます。
しかし、その次には必ず、茶葉として販売するのか、ティーバッグにするのか、粉末茶として使いやすい形にするのか、どのようなパッケージやギフトボックスに収めるのか、自社のブランドや企画の中でどのような位置付けにするのか、といった「商品としてのかたち」をめぐる判断が生まれてまいります。良い茶葉を見つけたあと、その魅力をどのような商品に落とし込み、どのように日本のお客様へ届けるのか。そこまで考えて初めて、台湾茶ビジネスの全体像が見えてまいります。
本シリーズを通じてお伝えしたいのは、台湾とのビジネスを検討される際に、「どの産地の茶葉を選ぶのか」「どのような茶の違いをお客様に届けたいのか」「その茶をどのような商品として届けるのか」という三つの問いを、一つの流れとして考えていただく視点でございます。その際に、台湾側には、それぞれの段階を支える企業や農場が存在しているという事実を知っていただくことが、日本企業の皆さまにとっての選択肢を広げる一助になればと考えております。
「台湾の魅力が、ここに集まる。」ご相談の入り口として
まちのね合同会社 台湾ビジネス事業部は、「台湾の魅力が、ここに集まる。」をコンセプトに、台湾企業・台湾ブランド・台湾商品の背景と魅力を、日本企業の皆さまへ丁寧にお届けしてまいります。
台湾紅茶や台湾茶の商品化に関心をお持ちでも、「どの企業の情報をどこから集めればよいか分からない」「茶葉の選定からティーバッグ・ギフトまで、どこまでを誰に相談すべきか迷っている」「台湾企業とどのように対話を始めればよいか不安がある」とお感じになる場面も多いかと存じます。
当事業部では、台湾企業との商談や販路開拓、展示会・商談会への参加支援、通訳・翻訳を含むコミュニケーション支援など、台湾とのビジネスに関するご相談を承っております。お問い合わせは、当社Webサイトのお問い合わせフォームにて受け付けております。受付時間やご返信の目安につきましても、Webサイト上にてご案内申し上げておりますので、詳細はそちらをご参照くださいませ。
台湾茶に限らず、台湾企業・台湾ブランド・台湾商品の姿勢や背景を丁寧にお伝えしながら、日本企業の皆さまと台湾側とのあいだに、落ち着いた対話の場をひらくこと。それが、まちのね合同会社 台湾ビジネス事業部の役割であると考えております。
これからもCafeRes Japan 台湾館で出会った企業を一社ずつ取り上げ、それぞれの企業だからこそ伝えられる台湾の魅力と、日本市場とのあいだにある可能性をお届けしてまいります。台湾茶や台湾ブランドを「どのような商品として、日本のお客様に届けるべきか」をお考えの際は、どうぞお気軽にご相談くださいませ。
| 名称 | まちのね合同会社 台湾ビジネス事業部 |
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