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【東大和・武蔵村山・瑞穂】未来の多摩モノレール新駅

(更新)

どれがいい? 新設7駅のデザイン案が公開

10月16日まで東京都が意見募集 2030年代半ばの開業を目指す

 

現在の終点・上北台駅から、武蔵村山市を通ってJR箱根ケ崎駅方面へ。多摩都市モノレールの延伸計画が、いよいよ「未来の駅の姿」を具体的に考える段階まで進んできました。東京都は2026年10月2日、延伸区間に新しく整備する7駅の駅舎デザイン案を公開しました。

 

東京都では現在、公開したデザイン案について都民から意見や感想を募集しています。募集期間は10月16日(金)までです。

 

「どんな駅になるんだろう?」

「モノレールはどこまで延びるの?」

「いつ開業する予定?」

 

今回は、東大和市・武蔵村山市・瑞穂町のこれからの暮らしにも大きく関わる、多摩都市モノレール延伸と新駅について整理します。

 

上北台駅から箱根ケ崎方面へ約7.1km延伸


現在、多摩都市モノレールは多摩センター駅から上北台駅までの約16kmを結んでいます。計画されているのは、現在の終点である上北台駅からJR箱根ケ崎駅方面まで約7.1kmを延伸する事業です。延伸区間には7つの新駅が設置される予定で、東京都は2030年代半ばの開業を目指して事業を進めています。2025年3月に都市計画決定、同年11月には都市計画事業の認可を受けて事業に着手しました。

 

ルートは東大和市の上北台から新青梅街道方面へ進み、武蔵村山市を横断して瑞穂町の箱根ケ崎方面へ向かいます。武蔵村山市内には、7つの新駅のうちNo.1~No.5の5駅が設けられる予定です。

 

今回、7つすべての新駅でデザイン案が公開


今回公開されたのは、延伸によって新しく誕生する7駅の駅舎デザイン案です。東京都では、駅を単なる乗り降りの場所ではなく、地域のまちづくりを象徴する存在として整備することを目指しています。そのため、7駅すべてを同じような駅にするのではなく、それぞれの地域の特徴に合わせたコンセプトが設定されています。

 

No.1駅
「新しいまちの玄関口として、明るく子供たちがワクワクする」

周辺では、先進的な子育てを軸に、子どもが主体的に成長できるまちづくりが想定されています。

No.2駅
「『やさしさ』と『やすらぎ』に包まれ、病院や市民センターなどを訪れる人の気分が向上する」

医療を中心とした「メディカルタウン」という将来像が示されています。

No.3駅
「様々な施設が集まる沿線の核としての風格を備え、賑わいや楽しさを感じる」

武蔵村山市の中核となるエリアとして位置付けられています。

No.4駅
「自転車道の桜並木と調和し、自然のかけめぐりを感じる」

野山北公園自転車道など、周辺の自然や桜並木とのつながりも意識されています。

No.5駅
「生き生きと心や体がゆれ躍り、川の音や流れを感じる」

多世代が交流する、活力あるまちづくりが想定されています。

No.6駅
「狭山丘陵の風景と調和しながら、未来を感じさせる」

先進農業など、新しい産業やイノベーションにつながるまちづくりが示されています。

No.7駅
「宿場町の歴史が感じられ、人々の往来や交流で賑わい『はじまり』を予感させる」

JRとモノレールがつながる、西側の玄関口として位置付けられています。

No.3駅とNo.6駅には128件のデザイン提案
特に力を入れてデザインが検討されているのが、主要駅として位置付けられたNo.3駅とNo.6駅です。

 

東京都は2026年2月から、この2駅についてデザインコンペを実施しました。

建築家やデザイナー、学生などから寄せられた提案は128件。

 

審査を経て、

No.3駅:4作品
No.6駅:4作品

の合計8作品が選ばれています。

 

一方、No.1・No.2・No.4・No.5・No.7の5駅については、駅舎デザイン検討会がそれぞれ3案ずつ、合計15案を作成。

 

狭山丘陵の「森・水・空」など、沿線の自然をイメージしたデザインが検討されています。

 

10月16日まで意見を募集中

 

東京都は現在、駅舎デザイン案について都民から意見・感想を募集しています。

 

意見募集期間
2026年10月2日(金)~10月16日(金)

 

インターネットで提出する場合は、10月16日23時59分まで。

郵送による提出も可能で、10月16日の当日消印有効です。

 

なお、電話・メール・FAX・東京都庁への来訪による意見提出は受け付けていません。

東京都は寄せられた意見も踏まえて検討を進め、2026年12月に駅舎デザインを決定する予定です。

▶ 東京都「多摩都市モノレール延伸部の駅舎デザイン案」

https://www.my.metro.tokyo.lg.jp/w/039-20261005-269776804

 

モノレール延伸は「移動」だけでなく、まちの姿も変えていく

 

今回の発表で興味深いのは、単に新しい駅の外観を決めようとしているだけではないことです。東京都が2026年にまとめた沿線まちづくりの計画では、上北台駅から箱根ケ崎方面までの地域について、駅ごとに子育て、医療、にぎわい、スポーツ、多世代交流、先進農業など、それぞれ異なる役割を持たせる方向性が示されています。

 

新しい駅ができることで、人の流れが変わり、駅周辺に新しい施設やサービスが生まれ、地域での暮らし方そのものが変わっていく可能性があります。特に武蔵村山市では、現在市内に鉄道駅がありません。市内に5つのモノレール駅が誕生する計画は、地域の交通環境にとって大きな変化になります。

 

東大和市にとっても、現在終点となっている上北台駅からさらに西へ交通ネットワークがつながります。そしてその先には、瑞穂町のJR箱根ケ崎駅があります。将来的には、JR箱根ケ崎駅方面から上北台を経て、多摩センター方面までモノレールでつながることになります。

 

あなたなら、どんな駅にしたいですか?


まだ開業は少し先です。でも、これまで図面や計画として語られることが多かった多摩都市モノレール延伸が、今回の駅舎デザイン公開によって、少しずつ「実際にある未来の風景」として見えてきました。

 

毎日の通勤や通学、買い物、病院への移動。

そして、新しい駅を中心に生まれるまち。

 

2030年代半ば、東大和・武蔵村山・瑞穂の景色は、今とは大きく変わっているかもしれません。今回の意見募集は、その未来の駅について私たちが意見を届けられる機会でもあります。

 

「この駅、いいな」

「もっとこんな駅になってほしい」

 

気になる方は、ぜひ東京都が公開している7駅のデザイン案を見比べてみてはいかがでしょうか。

意見募集は10月16日(金)までです。

※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。