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【東大和市】「預けるだけ」じゃない託児へ。

(更新)

東大和市が5つのイベントで「体験型託児」を実証

「預けるだけ」じゃない託児へ。東大和市が5つのイベントで「体験型託児」を実証


子どもが小さいうちは、行ってみたいイベントがあっても、

「子どもを連れて行けるかな」
「途中でぐずってしまったらどうしよう」
「託児があれば参加できるのに」

と、参加を諦めた経験がある方もいるのではないでしょうか。

 

そんな子育て中の「参加したいけれど、参加しづらい」という課題に対して、東大和市で新しい取り組みが始まります。東大和市と株式会社エムバディジャパンは、東京都を含む三者協定に基づき、2026年11月から2027年3月まで、市内で開催される5つのイベントで「体験型託児」の実証を行います。

情報をもとにAIにて生成

「体験型託児」って?

 

今回行われるのは、子どもをただ預かるだけではなく、イベントのテーマに合わせた体験を託児の時間にも取り入れるというものです。

 

たとえばスポーツイベントならスポーツ、本に関する企画なら読書、コンサートなら音楽。保護者がイベントを楽しんでいる間、子どもにとってもその時間が新しいものに触れる「体験の時間」になるようにするのが特徴です。

 

つまり、

「親がイベントに参加するために、子どもを預ける」

だけではなく、

「親と子が、それぞれ別の体験をする」

という考え方です。

 

なぜ東大和市で実証するの?

 

東大和市では、一時預かり事業や「こども誰でも通園制度」など、子育て家庭を支えるさまざまな取り組みが行われています。一方、今回の実証で注目したいのは、保育そのものだけではなく、地域のイベントや文化に「参加すること」と託児を組み合わせていることです。

 

子育て中の保護者にとって、子どもを連れてイベントへ出かけることや、自分が参加している間に子どもがどう過ごすかは、参加するかどうかを考えるうえで一つのハードルになることがあります。

そこで今回、東大和市内のスポーツ、読書、音楽などのイベントを実際の舞台として、「体験型託児」が親子の参加機会を広げる仕組みになるのかを検証します。

 

11月から市内5イベントで実施


実証は2026年11月から2027年3月まで、次の5つのイベントで予定されています。

 

11月23日(月・祝)
ふれあいスポーツフェスティバル

会場:東大和S&D体育館(市民体育館)

さまざまなスポーツ体験や食育、地域交流のフリーマーケット、マルシェなどが行われるイベントです。

託児定員は同時最大20人、1日最大60人を予定しています。

 

12月9日(水)
本と過ごす、わたし時間

実施場所:中央図書館
託児会場:中央公民館

本を通じて自分の時間を過ごし、リフレッシュする企画です。

託児は同時最大10人、1日最大30人を予定しています。

 

2027年1月24日(日)
ジャズ吹奏楽団WindRoots&東大和ウインドオーケストラ ジョイントコンサート6th

会場:ハミングホール

託児定員は約10人を予定しています。

 

2月10日(水)
本と過ごす、わたし時間

実施場所:中央図書館
託児会場:中央公民館

12月に続いて2回目の実施となります。

託児は同時最大10人、1日最大30人を予定しています。

 

3月14日(日)
フレッシュ名曲コンサート 東大和市民合唱団「第九を歌う会」25周年記念演奏会 ベートーヴェン交響曲第9番

会場:ハミングホール

託児定員は約10人を予定しています。

 

 

0歳1カ月から12歳まで、託児利用料は無料

 

今回の体験型託児の対象年齢は、0歳1カ月から12歳まで。託児利用料金は無料です。預かる子どもの年齢によって、定員が変更となる場合があります。

 

また、一部の無料イベントでは、ひとり親家庭の優先予約枠も設けられる予定です。年齢に応じた人員配置などの安全管理を行いながら、家庭環境にかかわらず地域のイベントや文化に触れられる機会を広げることも、今回の実証の目的とされています。

 

「親が楽しむ時間」と「子どもが体験する時間」を一緒につくる


今回の取り組みで興味深いのは、託児を「子どもを預けておく場所」だけで終わらせないところです。子育てをしているから、自分の時間を持つことを諦める。子どもが小さいから、コンサートや地域イベントへの参加を諦める。そんな場面を少しでも減らしながら、その時間を子どもにとっても新しい体験につなげていく。

 

親子がずっと同じ場所で、同じことをする必要はありません。親には親の体験があり、子どもには子どもの体験がある。そんな地域イベントへの参加の形が、これから広がっていくかもしれません。今回の実証によって実際にどのような利用があり、参加した親子がどう感じるのか。まいぷれ東大和編集部でも、今後の展開に注目していきたいと思います。

 

※上記実施内容・定員等は2026年9月28日発表時点の予定です。今後変更となる場合があります。予約開始などの詳細は、今後の発表をご確認ください。

【10月6日追記】東大和市から詳細発表 初回の申込みもスタート

 

東大和市は10月6日、「体験型託児」について改めて発表しました。

市公式ホームページでは、初回となる11月23日(月・祝)の「ふれあいスポーツフェスティバル」で実施する体験型託児について、一般枠とひとり親家庭向け優先枠の申込み案内が公開されています。

 

初回の託児時間は午前9時~午後2時のうち3時間以内。定員は同時最大20人、1日最大60人を予定しています。

今回の体験型託児は、0歳1カ月~12歳までが対象で、託児利用料は無料です。

 

また、今後予定されている「本と過ごす、わたし時間」やハミングホールでのコンサートについても、順次申込みが始まる予定です。なお、ハミングホールで開催されるコンサートは、託児利用料とは別に公演チケットの購入が必要です。

 

9月末の発表段階では実証事業の概要が中心でしたが、今回、実際に利用するための申込み案内が公開されたことで、「体験型託児」がいよいよ市民が利用できる段階に入ってきました。

 

初回の申込み方法や最新の実施内容については、東大和市公式ホームページをご確認ください。

 

東大和市公式「預ける時間を、子どもの特別な体験に~『体験型託児』を実施します~」
https://www.city.higashiyamato.lg.jp/kosodatekyoiku/kosodate/1012519.html

※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。