数字で見る北多摩|街はどう変わった?
(更新)
2025年国勢調査で見る人口・年齢構成・世帯の変化

資料をもとに生成AIにて作成
数字で見る北多摩|第1回・東村山市編|2026年10月18日
人口はほぼ横ばい。でも、年齢別の人口を見ると、街の別の姿が見えてきます。
2026年9月29日、総務省統計局は2025年国勢調査の「人口等基本集計」を公表しました。東村山市の人口は152,134人。2020年の151,815人から319人、約0.21%増えました。
2025年国勢調査の人口等基本集計。2020年との比較は総人口のみ。
5年ごとの国勢調査を見ると、2010年の153,557人から2015年に減少し、その後2020年、2025年と増加しています。2025年は2010年より1,423人少ない人口です。
棒の長さは各年の人口を表しています。基準は0人。
出典:各年国勢調査結果(総務省統計局)
2025年の年齢別人口を8つの区分で見ると、最も多いのは40~54歳の31,816人です。15~64歳をひとまとめにせず、世代ごとの人数を比べます。年齢不詳は3,676人です。
棒の長さは各区分の人口を表しています。基準は0人、最大値は35,000人です。
出典:2025年国勢調査の年齢(5歳階級)別人口を8区分に集計。年齢不詳3,676人はグラフに含めていません。
65歳以上の人口は41,060人で、そのうち75歳以上は24,461人です。上のグラフでは65~74歳、75~84歳、85歳以上に分けて表示しています。各区分は重複しないため、合計して比較できます。
総人口の増加は319人と小幅ですが、年齢層によって変化の方向は同じではありません。国勢調査を出典とする2020年・2025年の公開集計を比べると、15歳未満は17,720人から16,437人へ1,283人減少。一方、75歳以上は22,109人から24,461人へ2,352人増加しています。
15歳未満:17,720人 → 16,437人(−1,283人、約7.2%減)
2020年 17,720人
2025年 16,437人
75歳以上:22,109人 → 24,461人(+2,352人、約10.6%増)
2020年 22,109人
2025年 24,461人
横棒は両年とも25,000人を上限とする共通尺度。75歳以上は65歳以上に含まれます。出典:2020年・2025年国勢調査を出典とする公開集計。原表の全セルとの直接照合は未完了です。
ここで確認できるのは、各年における年齢層の人数の違いです。特定の人が転居したか、同じ住民が年齢を重ねたかなど、増減の原因をこの表だけで断定することはできません。
2025年の5歳階級別人口では、50~54歳が12,571人なのに対し、0~4歳は4,631人です。これは同じ時点における世代の人数の差であり、出生数や転出入の変化を直接示すものではありません。
0~4歳 4,631人
10~14歳 6,133人
50~54歳 12,571人
棒の基準は0人、上限は12,571人。2025年国勢調査を出典とする5歳階級別公開集計。
こうした年齢階級の違いを知ることで、学校や子育て、働く世代の生活、地域での高齢者支援について考える入口ができます。ただし、施設やサービスの必要量は人口だけで決まるものではありません。
年齢不詳者を除いた人口に占める65歳以上の割合は、東村山市で27.7%。東京都全体の22.8%を4.9ポイント上回っています。
横棒は30%を上限とした表示。割合の分母は年齢不詳者を除く人口です。
東村山市の高齢化率は2015年25.8%、2020年27.4%、2025年27.7%と推移しています。10年間では1.9ポイントの上昇です。
2025年の一般世帯数は71,765世帯。そのうち、65歳以上の人が一人で暮らす世帯は10,354世帯で、一般世帯の14.4%に当たります。
2025年国勢調査を出典とする公開集計。施設等の世帯は一般世帯に含まれません。
これは2025年時点の世帯構成を示す数字です。2020年の高齢者単独世帯は9,055世帯、2025年は10,354世帯で、公開集計同士では1,299世帯増えています。原表セルの最終照合は要確認です。
8区分では40〜54歳が最多でした。さらに5歳刻みで確認すると、50〜54歳の12,571人が最も多く、0〜4歳の4,631人の約2.7倍です。これは同じ2025年時点の人数の比較であり、出生数の変化や転出入の理由を示すものではありません。
| 年齢 | 人数 | 年齢 | 人数 |
|---|---|---|---|
| 0〜4歳 | 4,631 | 55〜59歳 | 11,647 |
| 5〜9歳 | 5,673 | 60〜64歳 | 10,256 |
| 10〜14歳 | 6,133 | 65〜69歳 | 8,295 |
| 15〜19歳 | 6,845 | 70〜74歳 | 8,304 |
| 20〜24歳 | 7,495 | 75〜79歳 | 9,033 |
| 25〜29歳 | 7,145 | 80〜84歳 | 7,015 |
| 30〜34歳 | 7,524 | 85〜89歳 | 5,021 |
| 35〜39歳 | 8,233 | 90〜94歳 | 2,628 |
| 40〜44歳 | 9,157 | 95〜99歳 | 663 |
| 45〜49歳 | 10,088 | 100歳以上 | 101 |
| 50〜54歳 | 12,571 | 年齢不詳 | 3,676 |
出典:2025年国勢調査の5歳階級別人口を掲載した公開二次集計。年齢不詳は最後の行に別掲。合計は152,134人。
65歳以上の人が一人で暮らす世帯は10,354世帯。さらに「夫65歳以上・妻60歳以上」の夫婦のみの世帯は7,731世帯です。いずれも2025年の一般世帯71,765世帯に対する割合で、それぞれ14.4%、10.8%に当たります。
ただし、一人暮らしであることと、孤立していることは同じではありません。世帯数だけで生活上の困りごとや支援の必要性を判断することはできません。
2020年の65歳以上人口には、確認した公開資料で40,749人と41,542人の2種類の数値が見られます。下記の資料注記で両方を示します。40,749人は年齢不詳を別掲した原数値系列、41,542人は年齢不詳を補完した将来推計の基準人口系列です。集計方法が異なるため、両者をそのまま比較しません。
資料:2025年国勢調査を出典とする世帯構成の公開集計。高齢夫婦のみ世帯は「夫65歳以上・妻60歳以上」の定義。
総人口だけでなく、年齢別人口と世帯構成についても、確認できた数値を残し、未確認の欄は「要確認」と明示しました。空欄を推測値で埋めていません。
| 項目 | 2020年 | 2025年 | 比較・確認状況 |
|---|---|---|---|
| 総人口 | 151,815人 | 152,134人 | +319人 |
| 0〜14歳 | 17,720人 | 16,437人 | −1,283人(二次集計比較) |
| 15〜64歳 | 90,285人 | 90,961人 | +676人(二次集計比較) |
| 65歳以上 | 40,749人(原数値)/41,542人(不詳補完・推計基準) | 41,060人 | 原数値同士は+311人。補完値とは直接比較しない |
| 75歳以上(65歳以上に含む) | 22,109人 | 24,461人 | +2,352人(二次集計比較) |
| 一般世帯数 | 68,340世帯 | 71,765世帯 | +3,425世帯(同じ「一般世帯」区分での比較) |
| 単独世帯(全年齢) | 26,136世帯 | 要確認 | 増減は要確認 |
| 65歳以上の単独世帯 | 9,055世帯 | 10,354世帯 | +1,299世帯(公開集計で照合、原表セルは要確認) |
注:2020年の「全世帯数」68,478世帯と「一般世帯数」68,340世帯は異なる指標です。上表では2025年の一般世帯数と対応する一般世帯数を記載しました。世帯数の比較差は算術上の差で、2025年の原表との最終照合は要確認です。
資料A:40,749人。2020年・2025年の国勢調査を出典とする公開二次集計に掲載された値です。
資料B:41,542人。別の2020年国勢調査由来の公開集計で確認された値です。
【注釈】両資料の差は793人です。40,749人は年齢不詳を別掲する原数値、41,542人は年齢不詳を各年齢に配分した推計基準人口の系列です。数値の定義が異なるため、2025年の原数値41,060人と比較する場合は2020年の原数値40,749人を使用します。国勢調査には「原数値」と「不詳補完値」の別があり、異なる集計方法の数字をそのまま差し引くことは適切ではありません。
2020年国勢調査に基づく町丁別の一般世帯数・世帯人員の一覧は確認できます。例えば本町一丁目は一般世帯1,303世帯・一般世帯人員2,221人、本町二丁目は1,543世帯・2,645人です。ただし、これは一般世帯人員であり、施設等の世帯人員を含む町丁別総人口とは必ずしも一致しません。
2025年の同じ町丁・同じ人口定義による値は要確認です。町丁名・境界の変更や秘匿処理の有無も確認できるまでは、町丁別の増減ランキングは作りません。
参考:2020年・東村山市町丁別一般世帯数/一般世帯人員(国勢調査を出典とする二次掲載)。
東村山市の人口は、2020年から2025年までの5年間で319人増えました。増加率は約0.21%で、総人口だけを見ると大きな変化はありません。
しかし、15歳未満の人口は5年間で1,283人減り、75歳以上の人口は2,352人増えました。また、2025年には65歳以上の人が一人で暮らす世帯が1万世帯を超えています。
人口がほぼ横ばいだからといって、地域の状況まで変わっていないとは限りません。
例えば、子育て世代が暮らしやすい環境、高齢者の移動手段、地域での人とのつながりなど、人口統計だけでは分からないこともあります。
今回の数字は、そうした地域の暮らしを考えるための出発点です。
「数字で見る北多摩」では、今後、小平市や東大和市についても同じ視点で人口や世帯の状況を調べ、各市の特徴を紹介していきます。
さらに、地域で暮らす人や活動する人の声にも耳を傾けながら、統計から見える街の姿と、実際の暮らしとの関係を考えていきます。
追加確認資料: 2020年世帯類型別集計 / 2020年原数値・推計系列の比較 / 2020年不詳補完結果(e-Stat) / 2025年小地域集計の公表計画 /
比較用資料:資料A・高齢化データマップ(2020年65歳以上40,749人) / 2020年国勢調査・不詳補完結果(集計定義の確認先) / 2020年世帯数の公開二次集計。資料Bの41,542人は社人研の2020年推計基準人口系列です。
【編集部の確認範囲】2025年国勢調査の統計表の種類と公表日はe-Statで確認。東村山市の個別数値には国勢調査を出典とする二次集計を使用しています。2020年と2025年の比較、世帯構成、町丁別については確認済みの値を残し、原表の同一定義で照合できていない箇所は「要確認」と表示しました。2020年の65歳以上人口は原数値と不詳補完を伴う推計基準人口の2値を区別して併記しています。
2020年の年齢別人口は、年齢不詳の配分方法が異なる集計があるため、単純比較できない場合があります。人口推移と世帯の構成は、同じ統計の同じ定義を使って確認する必要があります。
主な出典:総務省統計局「令和7年国勢調査 人口等基本集計」(2026年9月29日公表)、過去の国勢調査。2025年の年齢別人口・高齢者世帯は、国勢調査を出典とする公開二次集計と照合しました。割合は端数処理しています。2020年との年齢別比較は15歳未満と75歳以上の公開二次集計による比較です。原表の全セルとの直接照合は未完了です。人口の増減から原因を断定していません。
総務省統計局|令和7年国勢調査結果
e-Stat|2025年国勢調査の原表
2025年国勢調査を出典とする東村山市の二次集計
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。

東村山市の人口は5年間でどう変わった?
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